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椿隆之ファンイベント
『椿隆之クリスマスファンミーティング 2009』
2009年12月20日(日)@東京・六本木


 2009年12月20日(日)東京・六本木にて、俳優の椿隆之がイベント『椿隆之クリスマスファンミーティング2009』を開催した。
 
 昨年夏、『仮面ライダーディケイド』のTVシリーズ30話、最終話に、剣崎一真として出演してブレイド時代のファンを喜ばせた椿の数年ぶりのファンイベントとあって、会場は男性ファン、女性ファン、家族連れの入り交じる、アットホームな雰囲気。開宴のナレーションとともに、自身でセレクトしたバースデーソングとともに入場しようとした椿だったが、しょっぱなから出トチリし、会場は早くも爆笑の渦に包まれた。照れながら登場した椿と「天の声」なる、声だけの司会進行担当者がやりとりしながら、まずは全員でにぎやかに乾杯。最初はファンからの質問を受け付けるコーナーがスタートした。事前にメールで受け付けていた質問一覧から、ディケイド出演、香港での仕事、ブレイド時代の話など、さまざまな質問が投げかけられると、椿はときに真面目な言葉も交えつつ、一つ一つ丁寧に答えていった。
 
 序盤は、瓶ビールを片手にリラックスムードの椿が、彼らしいペースでイベントを進めていき、カラオケのコーナーでは、数年ぶりに歌うという『仮面ライダー剣』の剣崎の楽曲「wanna be strong」を披露。この選曲には男性ファンも混じった客席が大歓声に包まれた。私物プレゼントのコーナーに進むと、「天の声」のナビゲートで、事前に配られた白い封筒をファンのみなさんが開封。すると客席からはまた歓声が起きた。白い封筒の中には、ブレイドにちなんだゴールドとシルバーのゴージャスなトランプが1人1枚入っており、それが抽選券の代わりになるという粋な演出だった。キラキラ光るゴージャスなトランプは、それだけでもイベントのお土産として嬉しいアイテムに違いない。
 
 プレゼントとして用意されていた椿の私物は、仮面ライダー十年祭のキャストTシャツや、剣の変身ベルト、フィギュア、キーホルダー、キラキラ光るクマのオブジェなど様々。ステージ上の椿が白ワインを飲みながら、思いつくままに「ゴールドの、ハートのエース」というように次々と指名しながら、当たったラッキーな方たちにプレゼントが渡されていった。やがて、急に酔いが回ってきたのか、椿の口から「ハートとダイヤの…スペード!」などというおとぼけな発言が飛び出し始めた頃、心配になった「天の声」の主がステージ上に登場! なんと「天の声」を担当していたのは、椿にとってはライダーの先輩で、プライベートでも仲のいい俳優の小田井涼平だった。

 何の前触れもない特撮俳優登場のサプライズでイベント終盤は大盛り上がり。仕切り上手な小田井の進行の元に、当日初売りになった椿のオフィシャル卓上カレンダーの写真紹介がスタート。大きなパネルになった15枚のカレンダー写真を、1枚1枚説明しながら、椿と小田井のコントのようなやりとりが始まり、会場は爆笑の連続となった。パネルを持ったままフラフラと客席の間に歩いて行く椿に対して、小田井が「ポチ! ハウス!」と呼び、椿が「ワンワン!」と返事をしながらステージに戻るなど、日頃から仲が良いことで知られる二人の生のやりとりに、客席からも笑みがこぼれた。カレンダー画像のパネルは、抽選で客席にプレゼントされた。その後、5分の携帯カメラ撮影タイムを終え、最後は椿が得意だというオリジナルカクテルを椿自らが作成し3名にプレゼント。2時間のイベントが終わりの時間となった
。最後の最後に、ファンの方々が大きな横断幕を広げ「椿くんありがとう!」と叫ぶ"逆サプライズ"もあり、その横断幕を前に、参加者全員での集合写真を急遽撮影。暖かい雰囲気のクリスマスイベントは幕を閉じた。

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写真左:照れながら「wanna be strong」を唄う椿隆之
写真右:終盤壇上に登場した小田井涼平と、カレンダーの撮影エピソードを語る椿隆之